静岡県のシステムキッチン交換専門店

アイ・アール・オー株式会社

• 住所
  ：静岡県浜松市中区住吉2丁目16-20
• 【リフォームコラム】

  アパートメントの場合、リフォーム可能なのは内部の「専有空間」だけになりますが、通常の鉄筋コンクリート構造のマンションでは、部屋と部屋の仕切り壁を取り除くことができる場合が多いです。天井を高くすることも基本的にはできますので、まずは「できること」を確認してみてください。一戸建ての場合、マンションよりも自由度が高いリフォームができます。建築の構造による制約はありますが、水回りの設備を移動させたり増設したりすることも希望通りのリフォームができることが多いです。
  現行の浴室の壁に直接取り付ける場合、下地の修正費・養生費・パネルの設置工事費が必要になります。対して、ユニットバスの場合、既存のパネルの撤去費・新規パネルの取り付け費・シーリング費が必要です。どちらのケースでも、本体価格の上で5から15万円の追加費用がかかるでしょう。さらに、既存の壁やコーキング材を取り除く際には撤去費としておおよそ5万円が追加されます。浴室の壁に樹脂製パネルを取り付ける際の総費用は、おおよそ10から30万円程度と予想されます。
  一日の疲れを取り除くためにも、一日の疲れを癒やすためにも重要です。特に壁は見る面積が多いため、色の選択は慎重に行うべきです。ダークカラーはアクセントとして適していますが、浴室全体に使うと部屋が暗く狭い印象を与えます。一方、白い壁は明るさと清潔感を与えますが、水垢やカビが目立ちやすいというデメリットがあります。また、眩しくない色の照明を選ぶことも重要です。
  浴室に温水床暖房を設けると、床が暖かくなるものの、浴室内の気温を高めるには不十分です。ヒートショックを防ぐためには、床暖房だけでなく断熱工事も必要です。浴室の床、壁、天井に断熱材を施工し、窓は断熱機能のあるものに変更する必要があります。さらに、浴槽は保温性能の高いユニットバスを選び、床暖房を設けると、浴室全体が温度差が少ない快適な空間に変わります。床暖房を取り入れるだけでなく、空間全体で断熱効果が得られるため、床暖房の運転費用も節約できるでしょう。リフォーム時には、床や壁の断熱も検討してみてください。
  浴室の改修をせずに、床暖房を後から設置する手段があります。それは、浴室の床下に温水ヒーターや電気ヒーターなどの暖房機器を施工するものです。通常、基盤は底面が鉄筋コンクリートで覆われており、基礎と床下の空間に一定の作業スペースが確保されていることが前提条件です。床暖房を後から設置する際の注意点は、直接床に設置される床暖房に比べて、暖房効果が低下することです。浴室の真下に後から暖房機器を設置しても、広範囲に広がる床下空間で熱が逃げてしまいます。そのため、短時間で浴室の床を温めることは困難である可能性があります。
  浴室の壁材として古くから使われているタイルは、そのデザインの豊かさが魅力的です。最近の住宅でも、腰板の部分だけに使用されることで、浴室のアクセントとして利用されることがあります。施工が難しく、目地に汚れが付きやすいという問題もありますが、最近では大きなサイズのタイルや目地の掃除がしやすい商品も増えており、メンテナンスが容易になっています。ただし、ユニットバスの場合は、規格に合った壁材でなければなりませんので、タイルを使用できない場合があります。リフォーム会社との相談が大切です。ハーフユニットバスや伝統的な在来工法の浴室では、タイル壁が推奨されます。