静岡県のユニットバス工事の専門店

アイ・アール・オー株式会社

• 住所
  ：静岡県浜松市中区住吉2丁目16-20
• 【リフォームコラム】

  キッチンのリノベーションにかかる主要なコストは新しいシステムキッチンの導入費用です。それゆえ、システムキッチン自体の価格をできるだけ抑えることが重要となります。また、スタンダードグレードのキッチンを選ぶ際も、選べるカラーや素材、部位やアクセサリーに注意すれば、コストを削減できます。後悔しないために、不要な機能や必要な設備をしっかりと選びましょう。部位や材料のグレードを選ぶ際には、予算の計画を念入りに行いましょう。
  扉の素材や作業台など、シンクには多様な素材が用いられています。扉の材質は、パネルの品質によって大きく変わり、化粧板で仕上げたものはリーズナブルで、美しい艶がある塗装タイプのものは高価です。カウンターやシンクには、ステンレスが最も経済的です。この時点で、複数の業者から見積もりを取ると、ステンレスの倍ほどの価格が必要です。また、いくつかの見積もりを比較する際には、予算の計画をしっかりと立てましょう。
  個人の好みに合わせた製品を選択できることや、製造元から直接購入することでコスト削減ができるメリットがありますが、製品に関する情報収集や、商品の配送や保管、リフォーム業者との日程調整などを自分で行う必要があります。また、すべてのリフォーム業者が自己調達に対応してくれるわけではないし、リフォーム後のメンテナンスや保証の範囲が曖昧になることもあります。
  コストは当然のことながら、提案の力や担当者とのフィット感も評価できるため、複数の事業者から見積もりを取ることは非常に重要かつ効果的です。ただし、リフォームの際には、現地の状況を実際に確認し、その後で見積もりを作成します。多くの業者に頼むと、対応が複雑になるだけでなく、どの業者とどのような会話をしたのかを整理するのが難しくなります。一般的に、3社から5社ほどが最も適切でしょう。
  冷蔵庫、コンロ、シンクで囲まれる形で作業ができるため、距離を移動することなく、体を回転させるだけで、各機器にアクセスできる設計となっています。コンロの近くに調味料を収納する場所を設けると、作業効率が向上します。これも収納が広いコの字型キッチンならではのメリットと言えます。ただし、設計次第で最適なワークトライアングルを組めない場合もあるため、コの字型キッチンが作業効率を下げる原因となることもあります。そのため、間取りに合った設計を確認し、コンセントや冷蔵庫を設置するスペースの確保など、追加で欲しい設計を考慮し、事前に専門業者と相談することが重要です。
  床下収納は、ちょっとでも収納スペースを増やしたい場合に魅力的な選択肢ですが、毎回かがまなくてはならない手間があり、狭いキッチンでは特に手間がかかります。キッチン周りの収納で「設置しなくてもよかった」と感じることが多いのが、実は床下収納でもあります。結局、キッチンマットの下に隠れて使われなくなることもあるのです。引き出しや戸棚ほどの利便性がない床下収納は、頻繁に使うものをしまうのには不適切です。保存食品やあまり使わない調理器具を入れるのに床下収納は便利かもしれませんが、扉を開けないことで中身を忘れないよう気をつけてください。